Fly me to the moonの楽譜の種類が多い?個性的なアレンジでみんなと差をつけよう

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Fly me to the moon(フライミートゥーザムーン)

ジャズの定番曲として人気の高い、
「Fly me to the moon」(フライミートゥーザムーン)を、
ピアノで弾きたい!という方、
多いと思います。

ジャズのスタンダード曲としても有名なので、
ジャズ初心者の方も、
はじめに練習する曲のうちの1つかな。
と、思います。

そんな「Fly me to the moon」(フライミートゥーザムーン)
ですが、
人気が高いが故に、様々なアレンジでの楽譜
出版されています。

演奏したいバージョンは、どれなのか?
調査した上で、ぜひ、ご購入ください。

 

楽曲詳細

この曲は、1954年に作詞家・作曲家の
バート・ハワードによって制作された曲です。

初演は、ニューヨークの
キャバレーにおいて披露されました。
しかし、このときの歌のタイトルは、
「In Other Word」となっており、
さらに曲の拍子は、3拍子のワルツとして作られました。

その後、1962年に、
作曲家・編曲家のジョー・ハネルが、
4拍子のボサノヴァ風に書き直し、
1964年にフランク・シナトラがカバーして、
大ヒットとなりました。
このときタイトルは、
「Fly me to the moon」として広く知られるようになりました。

さらに、1960年代当時は、
アメリカではアポロ計画の真っ只中。
この曲のタイトル「Fly me to the moon」は、
非常にタイムリーな歌となりました。

よって、アポロ10号・11号に、
この曲の録音テープが積み込まれ、
人類が月に持ち込んだ最初の曲となりました。

 

様々なアレンジ

この曲が発表された当初、
曲の拍子は、3拍子で作られました。

3拍子の「Fly me to the moon」

3拍子とは、このような楽譜の書き方で記載されています。

Peggy Lee (ペギー・リー)

初期の3拍子バージョンは、ペギー・リーのバージョンが有名です。

 

4拍子:Swingのリズムでの「Fly me to the moon」

ジャズのリズムといえば、スウィング。
スウィングのリズムだと楽譜はこんな感じ。

この楽譜が、出版されている楽譜の数としては多いはずです。
多くのミュージシャンが、
スウィングのリズムにて、演奏しています。

 

Frank Sinatra(フランク・シナトラ)

ジャズ界のボーカリストとして、
当時、No.1の人気を誇ったフランク・シナトラ。

彼が歌うと大ヒット間違いなしと言われたほどです。

 

Oscar Peterson trio (オスカー・ピーターソン)

ジャズピアニストなら、一度は憧れるジャズピアノの巨匠
オスカー・ピーターソンの「Fly me to the moon」は、
小気味よい、スウィングでのアレンジです。

 

4拍子:Bossa Nova(ボサノヴァ)のリズムでのアレンジ

最後は、ボサノバのリズムにてアレンジされている
「Fly me to the moon」です。

1960年代のボサノバブームの中、
このアレンジが誕生しました。

Joe Harnell 楽団(ジョー・ハーネル楽団)

初めて、ボサノバでアレンジしたバージョンを発表した
ジョー・ハーネル楽団の演奏

 

JUJU

日本人のボーカリストは、
この曲を、ボサノバで歌うのが好きな印象があります。

セッションでもボッサでお願いしますと、
頼まれることも多いです。

日本人ボーカリスト:JUJUさんも、
ボサノバでのアレンジです。

 

まとめ

いかがでしょうか?
アレンジのバージョンが違うだけで、
こんなにも曲の印象が変わってきます。

ぜひ、楽譜を選ぶときには、注意して
演奏してみてください。

 

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