ピアノレッスンの時間が30分は短い?子供は覚えられるの?

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普通は何分?こどものレッスン時間

ピアノのレッスン時間は、30分、40分、45分、1時間、1時間半と、
様々なタイプから、選ぶようになっていると思います。

その中から、30分のピアノレッスンはどのように進むのか、
ご紹介したいと思います。

 

大手音楽教室に多い「30分レッスン」

私も、全国展開されている楽器店の
ピアノ講師を経験したことがありますが、
もっとも一般的なピアノのレッスン時間は30分だと思います。

当時受け持っていた生徒さんの
ほぼ全員が、30分のピアノレッスン受講者でした。

30分レッスンの流れ

30分間のレッスンスケジュールをご紹介します。
例として、17:00スタートで考えてみたいと思います。

17:00「レッスンスタート」

初めに、挨拶をして、
楽譜を出して、今週何を、練習してきたか聞いて・・・。

そんなことをしていたら、5分はあっという間に過ぎます。

17:05「演奏スタート」

短い曲でも、お子さんは、ゆ〜っくり弾く子が多いですから、
1曲弾き終わる頃には、10分たってます。
(ここまでで15分。)

17:15「宿題の説明」

次の宿題の説明をすると、10分。
(ここまでで25分。)

17:25「レッスン終了」

もう1曲弾きはじめるころには、残り5分しか残っていません!!
生徒さんの親御さんともお話する時間を作ろうとしたら、
もう、時間オーバーです。
5分前には、片付ける準備を始めて、お教室から出ます。

まとめ

30分のレッスンでは、
すぐ弾ける1曲と、ちょっとつっかえるような曲が1曲。
そして、次の週の宿題の説明までができれば、
ラッキーといった感じのレッスンになります。

演奏する曲も、3分近くになる長い曲
(例:ドラえもんの主題歌・コナン主題歌・J-pop・モーツァルトの小品)は、
レッスンでは十分に説明してあげることができません。

 

「お母さん」「お父さん」の力が必要

30分のレッスンだと、間違えて演奏しているところを指摘して、
一緒に直して練習すると、
次の宿題について説明している時間がなくなります。

すると、一緒に練習をする時間を削るか、
次に演奏する曲の説明時間を削るかのどちらかになります。

そのため、ご自宅で、
練習を見守ってあげる、家の方の力が必要不可欠になります。

「練習方法」「楽譜の読み方」は家でやる?!

ピアノを始めたばかりのお子様は、
まだ、練習する方法を知りません。
何回、繰り返したらできるようになるのかという
成功体験が少ないのです。

なのでおうちの方に、練習の仕方、物事が上達する方法を、
教えてもらうと、お子さんの成長スピードは早くなります。

また、「新しい曲=宿題」についての説明時間が、
削られてしまった場合は、
おうちで、お母さんに楽譜を読むのを手伝ってもらった子は、
すぐ弾けるようになります。
(自分で楽譜を読むことができなくなるというデメリットもありますが・・・。)

 

どのくらいの年齢のお子様にオススメなのか?

おうちでのサポートが必要不可欠になる
30分レッスンの場合は、
「お母さん」「お父さん」の言うことを
素直に聞く年齢までが、限界だと思います。

だいたい、幼稚園〜小学1年生まで?
その子と、家庭環境によりますね。

小学2年生以上は40分〜1時間

小学2年生以上になれば、
先生から練習の仕方を教わって
レッスンの時間のなかで練習して
ある程度できるようにして、
自宅では、自分で復習をしていくスタイルをとったほうが、
本人の成長に繋がっているように感じます。

レッスンは、「予習の時間」
自宅では、「復習の時間」

という、レッスンスタイルです。

オススメは、40分〜1時間のレッスン時間です。

小学校での宿題というシステムに慣れてきていると思いますので、
本人次第というのも、理解できる年齢です。

しっかり、レッスンの中で理解をして、
新しい曲を、3割できるようにしてから、
家での練習時間=復習時間を過ごすことをオススメします。

 

まとめ

お子様の成長に合わせて変えていきたいレッスン時間。
30分が当たり前だから、30分のレッスン時間と決めず、
お子さんに合わせて、決めていただければと思います。

 

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