ピアノの練習をしない生徒をやる気にさせる方法は?モチベーションアップ対策!

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ピアノのレッスンをハレの日に!

これは、実際に、私の生徒さんで起きた実話です。
この子は、今も、練習をして、どんどん上手くなり、
ピアノを続けています。

「ピアノのレッスンに行きたくなさそうにしてる・・・。」
というお子さんにお悩みの
ピアノの先生方に、何かのお役に立てれば嬉しいです。

 

発表会がおわったあとは要注意

ピアノの発表会が終わったあと3ヶ月ぐらいすると、
ちょっと、中だるみみたいな雰囲気になりませんか?

発表会の直後は、来年はこんな曲が弾きたい!とか、
あの先輩みたいに弾きたい!とか、そんな夢を持って、
頑張れるけれど、3ヶ月もしてくると、そんな夢も忘れてきてしまって、
日常に戻ってしまう・・・。

 

中だるみですね。

 

そんな時に、私が、実際に試した事があります。
それは、
「発表会の服、また来てきたら???」という提案です。

 

発表会の時を思い出せる

発表会で着た服は、ちょっとおしゃれなものが多く、
なかなか、普段着る機会の少ない服だと思います。

でも、お子さんは、どんどん大きくなるので、
着ないと勿体ない!!

本当に、1回だけで終わってしまいかねません。

そんなお洋服の有効活用でもあるのですが、
この発表会の服というのは、頑張った時と感動を思い出せる、
特別なタイムマシンツールなのです。

 

大前提に、
発表会の服を本人が気に入っているということが、重要です。

 

演奏する曲はいつもの曲

決して、前回の発表会の曲を演奏するわけでは、ありません。
その時練習している、普段の曲で問題ありません。

でも、お洋服が、よそ行きなだけで、
なんだか、ちょっとレッスンが、
ピリッといい緊張感のある場所に変わります。

これが、本人にとって「頑張ろう!」という気分になって良いのです。

 

お子さんが”笑顔”になれる=”楽しい”気分になれる

笑顔になれるというのは、とっても重要です。
ちょっと楽しくないことがあったとしても、笑うと、
なんだか、気分が軽くなったりします。

笑う角には福きたる。ではないですが、
笑顔で、レッスンに来る生徒さんは、
長くピアノを続けているように思います。

 

よそ行きの服を着ると笑顔になれる

発表会の時の服を着てくる時というのは、
みんなちょっと照れくさそうな、はにかんだ笑顔をしながら、
レッスンに来ます。

お子さんに、笑って!といっても難しいですが、
発表会の時の服が、本人の好きな服ならば、
照れくさそうな笑顔とともに、レッスンに来てくれると思います。

 

最終的には発表会の服でなくて良い

発表会の時の服を来て、レッスンに来た日に、
確実に聞かなくてはならない事は
「他にも素敵なお洋服あるの?」です。

 

ポイントは、「他にも!!!」

みんあ、なにかしら、お気に入りのお洋服があるはずです。

そのお洋服を、見せてほしい!と、伝えると、
今度は、新しいお洋服を見せる!という楽しみをもって、
レッスンに来てくれるようになります。

 

ピアノのレッスンは準備をして行くもの

こうして、お洋服を選んでいると、
ピアノのレッスンには、準備をしてから行くものである!という
意識が、芽生えます。

そうしているうちに、練習してから行こう!という
感覚を育てることにもつながります。

 

ピアノのレッスン=楽しい

この友達と遊ぶと、楽しい。
このお店に行くと、楽しい。
そんな、楽しいの種類の一つに「ピアノのレッスン」があれば良いと思います。

 

楽しさを見つけるきっかけになれば・・・

「楽しい」だから、「ピアノのレッスン」に行く

という、図式を、なるべく早い段階で、作ってあげられるかどうかが、
その子が、やる気を持ってピアノを続けられるかどうかに関わってきます。

 

一度、この図式が、出来上がれば、そのうち音楽自体の楽しさや、
練習をして上手くなっていくことにも喜びを見出せるようになると思います。

 

楽しく続けられれば、そのうち、ピアノの楽しみ方は、
生徒さん本人が、見つけるはず。
練習も自発的にするようになります。

 

ピアノの楽しみ方、はじめのきっかけづくりに、
「よそ行き」「お気に入り」の服を着てくるというのも、
一つの方法かなと思います。

 

まとめ

生徒さんのやる気アップの一つの方法として、
お洋服に注目してみました。

ぜひ、お試しください。

 

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