コードの丸暗記は大変
コード奏法をしようと思って、いろいろ練習してみるけれど、
結局覚えられなくて、挫折・・・。
曲を演奏しながら、その場その場で、一つずつコードを覚えると、
♭(フラット)や#(シャープ)に惑わされて、なかなか先に進まない!
まして、何十個もあるコードを丸暗記するのは、かなり大変。
理論をきちんと覚えながら、
鍵盤上にてコードを弾けるようにしていきましょう。
7thコード全体の区別の仕方はこちら
[blogcard url=”http://marisa.fun/chord-seventh/”]
M7・△7(メジャーセブン)だけに絞ってみよう
M7・△7(メジャーセブン)とは、その名の通り、メジャー系の7thコード
7thコードの場合は、基本的に4つの音を鳴らします。
例:CM7・C△7
覚えるコツ
M7・△7(メジャーセブンス)を覚えるコツとしては、
メジャーの場合は、3鍵盤の間を空ける!
というルールを必ず覚えること。
次に、どこを3鍵盤空けるのか?!というと、
「小指から」と、「人差し指から」になります。
では、実際に、みていきましょう。
慣れれば、本当に簡単なコード。
ぜひ、マスターしてみてください。
白い鍵盤から始まるM7・△7(メジャーセブンス)
例;CM7・C△7
まずは、コード「C」=シーメジャーを演奏します。
ここから、「親指」を「人差指」に変えます。
「人差指」から3鍵盤間をあけて、親指をおきます。
これが、CM7・C△7です。
例;DM7・D△7
まずは、コード「D」=Dメジャーを演奏します。
ここから、「親指」を「人差指」に変えて、
「人差指」から3鍵盤間をあけて親指をおきます。
例;EM7・E△7
まずは、コード「E」= イーメジャーを演奏します。
ここから、「親指」を「人差指」に変えて、
「人差指」から3鍵盤間をあけて親指をおきます。
あとは、考え方が同じです。
例;FM7・F△7
まずは、コード「F」= エフメジャーを演奏します。
「親指」を「人差指」に変えて、
「人差指」から3鍵盤間をあけて親指をおきます。
例;GM7・G△7
まずは、コード「G」= ジーメジャーを演奏します。
「親指」を「人差指」に変えて、
「人差指」から3鍵盤間をあけて親指をおきます。
例;AM7・A△7
例;BM7・B△7
黒い鍵盤から始まるM7・△7(メジャーセブンス)
続いては、黒鍵(♭フラット・#シャープ)から始まる
M7・△7(メジャーセブンス)の覚え方と、ピアノの鍵盤一覧をご紹介します。
例:「C#M7・C#△7」 または「D♭M7・D♭△7」
今回も、まず
「C#」=「シーシャープメジャー」
「D♭」=「ディーフラットメジャー」を、
演奏します。
以前こちらの記事でもご紹介いたしました。
[blogcard url=”http://marisa.fun/flat-sharp-chord/”]
黒い鍵盤の小指には、黒い鍵盤の親指です。
二つの音の間には必ず2つの黒い鍵盤が入ります。
まずは、これ。
メジャーコードは
小指から3鍵盤空けたところに中指です。
ここまでくれば、白い鍵盤からスタートする時とおなじです。
「親指」を「人差指」に変えて、
「人差指」から3鍵盤間をあけて親指をおきます。
例:「D#M7・D#△7」 または「E♭M7・E♭△7」
今回も、まず
「D#」=「ディーシャープメジャー」
「E♭」=「イーフラットメジャー」を、
演奏します。
黒い鍵盤の小指には、黒い鍵盤の親指です。
二つの音の間には必ず2つの黒い鍵盤が入ります。
メジャーコードは
小指から3鍵盤空けたところに中指です。
先ほどとおなじです。
「親指」を「人差指」に変えて、
「人差指」から3鍵盤間をあけて親指をおきます。
例:「F#M7・F#△7」 または「G♭M7・G♭△7」
こちらは、今までと同じ考え方です。
例:「G#M7・G#△7」 または「A♭M7・A♭△7」
こちらは、今までと同じ考え方です。
例:「A#M7・A#△7」 または「B♭M7・B♭△7」
例外なのは、「A#」・「B♭」のコードの時です。
このコードは、
黒い鍵盤の「小指」に白い鍵盤の「親指」となります。
あとは、同じです。
メジャーコードは
小指から3鍵盤空けたところに中指
そして、「親指」を「人差指」に変えて、
「人差指」から3鍵盤間をあけて親指をおきます。
まとめ
メジャー系は、3鍵盤空けるというルールを覚えて、
メジャー7thのマスターを目指してみてください。