ブルージャイアント6巻:クラシックの曲をジャズアレンジする?どんな音楽になるの?

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JAZZ漫画「Blue Giant Supreme」

石塚真一さんが描く、ジャズ漫画「Blue Giant」の、
海外活動編が、「Blue Giant Supreme」

主人公は、サックスプレイヤー「宮本大」

第6巻では、彼と一緒に演奏するバンドメンバーである、
ジャズピアニスト:「ブルーノ」が、空港においてあるピアノで、
クラシックピアニストと共演するシーンが描かれています。

 

ジャズピアニスト:「ブルーノ」

主人公「宮本大」のバンドで、
ピアノを演奏しているピアニストが、
ポーランド人のピアニスト「ブルーノ」です。

ポーランドといえば、
ピアノの詩人「ショパン」の出身地としても、
有名です。

ポーリッシュジャズ

ポーランド出身のジャズピアニストでは、
Leszek Mozdzerなどが有名です。

私は、個人的に「Slawek Jaskulke」が好きです。

ポーリッシュジャズは、アメリカのジャズとは、違って、
独特なサウンドです。

とにかく、みんなピアノが上手い。

音色が、綺麗・・・・。
この国のピアニストのレベルの高さは本当に、すさまじい。

 

幼少期はクラシックピアニスト

漫画の中では、ピアニスト:「ブルーノ」が、
何度もコンクールで、1位になれなかったエピソードが、
描かれています。

ポーランドは、ピアニストにとって、
重要なコンクールの1つ、
ショパン国際ピアノコンクールが開催される国です。

幼少期から、様々なピアノコンクールが開催されていることは、
想像に難くないですね。

漫画の中では、「ブルーノ」が
絶対に勝てなかったピアニストとして
クラシックピアニスト:「マレク・ヤニツキ」が登場します。

 

クラシックピアニストとジャズピアニストの連弾

漫画の中では、クラシックピアニスト「マレク」と、
ジャズピアニスト「ブルーノ」が、
一緒に連弾する様子が、描かれています。

連弾とは、2人で1台のピアノを演奏することです。

演奏している曲は、どうも、バッハの曲らしい。

クラヴィーアと言っているところから、
「平均律クラヴィーア曲集」のことではないかな?と、思います。

途中で、曲が変わるらしく、クラヴィーアの6番に変えるらしい。

 

この曲のことでしょうか・・・?

「平均律クラヴィーア曲集第1巻6番プレリュード」

 

今まで、ジャズピアニストとクラシックピアニストの連弾は、
TVで見たことがありますが、
今回、CDを探すことができませんでした。

連弾の音源をご紹介することはできませんが、
バッハの曲をジャズにアレンジすることは、
昔から、ジャズピアニストが挑戦してきています。

今回は、バッハのジャズバージョンをご紹介したいと思います。

 

ジャズでバッハを聞こう!

バッハの曲を、ジャズにアレンジしている
ジャズピアニストをご紹介します。

バッハとジャズの組み合わせは、相性がいいのです!

ジャック・ルーシェ

ジャック・ルーシェは、フランスのジャズピアニスト。

「G線上のアリア」や、「平均律クラヴィーア曲集」
「ゴルトベルク変奏曲」をはじめとする、
バッハの作品をジャズ演奏したピアニストとして、有名です。

先ほどの、バッハのクラヴィーア曲集1巻の6番を、
ジャズで弾くと、こんな感じ。

 

ブラッド・メルドー

現代のジャズシーンを牽引する、
ブラッド・メルドーは、「アフターバッハ」というCDを作りました。

これは、まず、バッハの楽曲を演奏し、
そのあと、その楽曲にインスパイアされて作った
メルドーのバッハ流の曲が続くというもの。

 

まとめ

いかがでしたか?

クラシックとジャズは、今では、
とっても近いところにいます。
たくさんのジャズマンたちが、アレンジをしながら、
クラシックの楽曲を理解しさらに、自分のものにしようとしている現代。

クラシックピアニストとジャズピアニストの連弾が、
普通に見られるコンサートも近いかも?

 

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