クラシック・革命のエチュードは難しい?ジャズアレンジはない?

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クラシック曲をジャズアレンジする

クラシックの曲をジャズにアレンジする場合は、
そのクラシック曲のメインのメロディーが覚えやすいものでないと、
成立しないことが多いです。

例えば、ポップスの曲としても有名になった
「木星(ジュピター)」というクラシック曲は、
メロディーが覚えやすいので、ジャズアレンジもされています。

他にも、「火星」「水星」などの楽曲もありますが、
メロディーが難しく覚えづらいので、あまりアレンジもされません。

 

クラシック曲のなかでも、ショパン作曲の作品は、
美しいメロディー・覚えやすいメロディーの曲が多いので、
ジャズアレンジもたくさん存在しています。

 

ショパン作曲・革命のエチュード

ショパンは、ピアノの詩人とも呼ばれ、
美しいメロディーラインが、特徴的です。
フィギュアスケート、アニメ、映画などでも
よく使われています。

ピアニストが必ず練習する曲集

ピアノを本気で練習している、中学生〜高校生ぐらいの学生が、
ほぼ確実に練習する曲。
それが、ショパン作曲のエチュード集です。

ショパンのエチュードは、全24曲。
最初に作った12曲と、後に作った12曲。

どれもこれも難しいので、
音楽大学や音楽高校に入学する時の試験曲
採用されることが多いです。

 

革命のエチュード

革命のエチュードはショパンが、最初に作ったエチュード集12曲の
第12番目に収録されている曲です。

ショパン自身が、演奏旅行でポーランドを離れている時、
母国・ポーランドの革命が失敗したことを受けて、
失意のうちに作曲された曲とされています。

ちなみに、それぞれのエチュードには、タイトルが付いているものと、
付いていないもの、ただの番号だけのものがあります。

この作品は、「革命」というタイトルがつけられていますが、
これは、ショパン本人がつけたタイトルではなく
「リスト」という作曲家がつけたタイトルとされています。

 

難しいポイント

なにはともあれ、この曲が難しいのは、左手です。

下の段に書かれている音符を、左手で、
人類の限界に挑戦するスピードで演奏することが求められます。

エチュードは、早ければ早いほどすごい!となることが多いので、
みんな、すんごい速さで演奏します。

 

聞くべきピアニスト

とりあえず、ピアノソロ曲を聞くなら、
ポリーニですね。

 

ジャズにアレンジする

メロディーを探せ!!!

このようなテンポが早い曲は、ジャズにアレンジするのは、難しいです。
しかし!
革命のエチュードには、とっても素晴らしいメロディーが
ついているのです!

それが、こちらの赤字で書いたところ。

これが、この曲のメロディー。
このメロディーを使えば、ジャズアレンジができるはず!!

右手で弾いているところが、メロディーです。

 

ジャズアレンジ音源

こちらはとっても面白いアレンジ。

 

こちらは、革命のエチュードをベースに新しい曲を作っているみたい。

 

 

まとめ

今回、革命のエチュード、ジャズバージョンを相当探したのですが、
アレンジしている人が少ない!!!

という結論に達しました。

今後、その他の曲に関しても検証をしていきたいと思います。

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