Googleとパパブブレがコラボ?インスタ用CMソングがかわいい!

目次

インスタ用CM映像は、こちら

 

 

 

CMソングの作曲ってどんな仕事?

CMソングの作曲というのは、不思議な世界です。

普段コンサートで演奏する音楽とは、違って、
1分にも満たない時間、商品の説明をして、

みなさんを商品の世界観に、
ご案内するための音楽
が、

CMソングです。

 

俳優さんが、演技をされていたり、
アニメーションがもともとある中で、
その動きに合わせた音楽を作る。というのも、
特殊な作曲家の分類に入ると思います。

 

音楽をナレーターとして考える??

バレエ・オペラの中での音楽の役割

CMソングは、CMで語られている物語を演出するための音楽です。

つまり、音楽は、ナレーションのような役割をもっているんです。

 

”音楽”=物語を語る”ナレーター”

 

この役割は、
バレエやオペラの世界で使われる音楽の感じに近いと思います。

愛を表現するために、
弦楽器が綺麗なメロディーを演奏したり、

悲劇的な、なにか事件が起こるときに、
打楽器が盛り上げたり、

こういった音楽がよく登場するのは、バレエや、オペラです。

 

プロコフィエフのバレエ音楽「ロミオとジュリエット」

こちらは、プロコフィエフのバレエ音楽「ロミオとジュリエット」
題名が、「The Fight」となっていたり、「Arrival of the guests」という曲があります。

これらは、本当に「戦い」のシーンにぴったりの音楽ですし、
「ゲストの到着」は、本当に大きなお屋敷にたくさんのお客様が入ってくるのに
ぴったりな音楽です。

「Mask」という曲では、
ロミオたちが忍び込もうとするシーンになるのですが、これも、とてもコミカルで楽しい曲です。

こちらのYOUTUBEから、全編、みることができます

 

映画音楽もおなじ

映画音楽も、音楽をナレーターのように使います。
有名なサメのパニック映画「ジョーズ」は、サメが近づいてくるときの
恐怖感をうまく表現した音楽が作られていました。

 

自分でも作ってみたい!

私は、大学に入学すると、
2年目からは、他大学の映画研究会に映画音楽を作りに行ったりしていました。

ナレーターの音楽を作りたかったから、映像を探しにいったのです。
そうやって、何曲も作っていたら、
芸大の美術学部に在籍していた、秦俊子監督に出会いました。

詳しくはこちら

 

 

今回のCM音楽の聴きどころ

今回の、CM音楽は、本当に短い音楽です。

その中で、
キャンディが坂を登って行くときに流れるマリンバの音

最後に”検索”の文字がでる瞬間の音など、

映像と音楽がぴったり合っている瞬間
注意深く聞いていただけたらと思います。

 

買いに行きたくなるような歩く雰囲気のリズム感。
そのリズムと、映像のリズムを合わせる作業が、
CMソングの作曲に求められる技術かな〜と思っています。

 

ぜひ、こんな聴きどころに思いを馳せながら、
もう一度、CMを見てみてください。

 

このような素晴らしい作品に関われて、幸せです!
ありがとうございました。

 

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