【2019最新】元楽器店員が教える電子ピアノの失敗しない選び方とは?安くてもいい?

目次

初心者にとってどこまでの性能が必要なの??

電子ピアノの値段と性能は比例します。
ご予算に合わせて、自分に合った電子ピアノを見つけてください。

初心者だから、安いものを選ぶと、買い替えをすることになり、
結果的に高くついたりします。

今回は、元・楽器店店員でもある、プロのピアニストが、
電子ピアノの選び方をご紹介します。

 

5万円:趣味クラス

このクラスは、おもちゃレベルです。
もはや、ピアノの鍵盤がくっついたおもちゃ。

鍵盤数が、88鍵盤ない場合も多いです。
ここの価格帯のモデルに、
音の良し悪し・鍵盤の本物感は求めないでください。

選ぶ時のポイントは軽さ

音や、タッチ感は、本物には到底及ばないのですが、
本体が軽く作られているので、
持ち運べる
場合が多いです。

持ち運び用、サブ機としてなら、アリです。

 

10万円:子供の初心者・大人の初心者

この価格帯は、エントリーモデルです。
大人の初心者でも、お子様の初心者でも、
この価格帯を選ぶと、買い替えが必要になる可能性が高いです。

選ぶ時のポイントは安さ

この価格帯は、
ピアノの鍵盤が、木で作られていません。

プラスチックのような素材でできているため、
鍵盤自体が、少し軽いです。
ピアノ本来のタッチ感はありません。

なので、発表会やコンクール、学校の校歌伴奏など、
様々なシーンで、グランドピアノを演奏するようになると、
この価格帯のピアノで練習している生徒さん達は、音が小さい

そうは言っても、5万円以下の電子ピアノよりも、
本物のピアノらしい音が、鳴ります。
スピーカーの性能もよくなるので、表現力の幅が広がります。

安くて本物っぽいものが欲しい!

とりあえず、
安くてピアノがほしい場合は、
この価格帯から選ぶと良いと思います。

 

20万円:おすすめのタッチ感

ずーっと使えるかも?というモデル。

この価格帯までくれば、ある程度、ピアノの表現力や、楽しさを、
知ることができます。

買い換えずに、
何年も楽しむことも可能
ではないかと思います。

 

選ぶ時のポイントは鍵盤の材質

鍵盤が、木製になります。
グランドピアノや、アップライトピアノなどの、
アコーステイックピアノに使われる鍵盤の材質と同じになるので、
鍵盤のタッチ感が、本物らしくなります

 

スピーカーの数も、増えるので、
音の広がりを楽しむことができます。
音が、広がると、より、本物のピアノらしい臨場感を味わえるので、
表現力を養うことができます。

買い替えが必要ないかも!!!

習い事として、3年やるなら、
この価格帯をオススメします。

 

30万円:本物に近いタッチ感

もはや、本物?!か?と思いました。ちょっと大げさかな?笑

ここまでくると、アコースティックピアノのタッチ感と、
あまり変わらなくなってきます。

 

選ぶ時のポイントは最新の鍵盤構造

20万円のピアノとは、そもそも、
鍵盤の構造が違います。

 

上の鍵盤が、20万円クラスのピアノの鍵盤。
下の鍵盤が、30万円クラスのピアノの鍵盤です。

鍵盤の長さが違うのがわかります。

詳しい説明は省略しますが、下の鍵盤の方が、
グランドピアノの特徴である、「鍵盤のもどり」を備えているので、
連打や、大きな音などの演奏表現がしやすいです。

おそらく、このピアノを弾いていれば、
グランドピアノが重い。弾きづらいと、感じる可能性は低いです。

初めから、この電子ピアノを選べば、
かなり満足のいく、
ピアノライフを送ることができるのではないかと思います。

上手くなる!タッチ感は、ほぼ本物

ピアノが上達を助けてくれます。
ショパンや、ベートヴェンの楽曲。
その他、美しいバラードの曲を演奏したい!という場合は、
この価格帯のピアノを選ぶだけで、
上手くなったような気分になれます。

 

40万円:絶対、買い替えたくない初心者の方へ

これは、もう、プロが
ライブで演奏してもいいかな?というレベル。

実際に試奏してみて、
もう、音の広がり的にも、タッチの感じも
アップライトピアノを
演奏しているのと変わらないな。
と、思いました。

 

選ぶ時のポイントはスピーカーで変わる音の響き

40万円クラスのピアノだと、
鍵盤のシステムに関しては、30万円のものと変わりません。
しかし、スピーカーのシステムが、30万円のものとは、異なります。

ピアノの上の蓋が開くので、臨場感が違います。
空間に音が広がっていく感じは、
よく鳴るアップライトピアノの感じに似ています。

ジャズやポップスでは、
アップライトピアノに、マイクを入れて演奏することも多いので、
音の広がり方は、もはやあまり変わらないのでは・・・・!?と、
思いました。

電子ピアノなら、調律も必要ないし・・・。便利!
欲しい!!!

最新・最高モデルはこれ

アコーステイックピアノは、
どうしても購入できない。
でも、限りなく、アコースティックピアノと
同じような楽器がほしい!
その場合は、こちらを選ぶと良いと思います。

まとめ

それぞれの価格帯に、良さがあります。
みなさまが望む性能を持った、電子ピアノに出会えることを、
応援しています。

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