楽譜の上手な製本の仕方とは?紙テープでつなげるプロおすすめの方法とは?

目次

楽譜の製本ってなに?

”製本”=バラバラの紙をつなぐこと

そもそも、コピーした楽譜というのは、
1枚ずつバラバラになってしまっています。

これだと、1枚だけどこかへ失くしたり、
どれが2枚目なのかわからなくなったりします。

バラバラの紙を1つにつなげることで、なくしにくく、使いやすくする。
これが、製本する理由の1つです。

ムービー説明はこちら

”製本”=楽譜をめくりやすくすること

クラシックのピアノ曲、ピアノ伴奏の楽譜にありがちですが、
本の状態の楽譜だと、譜面をめくれないということがあります。

両手の音符がたくさんあって、めくれない!!
なので、楽譜をコピーして、テープでつなぎ、
音符が少なくなった時に、楽譜をめくるという方法があります。

ここなら、左手がお休みなので、めくれる!!

 

セロハンテープは問題だらけ

セロハンテープは、時間が経つと劣化する

製本=バラバラの楽譜をまとめること。
ということは、バラバラにならないように、楽譜同士をくっつけているわけです。
しかし、セロハンテープは、1年ぐらいすると、
劣化して、ボロボロになります!

つまり、楽譜が、バラバラになる!!!!

 

 

ヒェ!!!

 

セロハンテープは、折りにくい

コピーして、長くなった楽譜は、折って使います。

しかし!セロハンテープは、結構しっかりした素材でつくられているので、
折り目がつきにくい。

折っても、戻ってしまうなど、なかなか不便です。

折り目がつきにくいので、譜面台から少し浮いてしまうことも・・・。

 

 

サージカルテープを使おう!

セロハンテープの代わりに、何を使ったらいいのか!?

それは、サージカルテープの中でも、紙製のテープ!

 

紙製のテープとは?

紙製のテープとは、ガーゼを止めたり、
包帯を止めたりするのに使う、薬局に売っている商品。

手でも簡単に切れるので、便利です。

 

サージカルテープには、他にも紙製ではないものもあります。

 

紙製テープは、劣化に強い!

こちらは、私が、4年前に製本した楽譜。

 

劣化していない!綺麗!
何と言っても、バラバラになっていない!

 

素晴らしいです。

 

紙製テープは、折りやすい

紙製テープは、素材が、紙。
なので、パリパリした感触のあるセロハンテープより、
折りやすいし、折り目がつきやすいです。

なので、譜面台でふわっと浮くこともありません。

安心です!!!

 

紙製テープは、やり直しがきく!

紙製テープは、剥がしやすいのも特徴的です。
なので、もし、貼っていたら、曲がってしまった!という時でも、
もう一度、剥がしてから、貼ることが可能です。

便利!!!

 

マスキングテープで作ろう!

最近は、100円ショップにも、
マスキングテープが販売され始めました。

可愛い柄が多いですよね。

このマスキングテープも、
紙製テープです!!!

 

なので、自分の好きな柄で、デコレーションしながら、
製本するのも、アリかな〜と思います。

このマスキングテープは、ギタリストさんと一緒に演奏する楽譜に使いました。

 

お子さんは、アニメのキャラクターテープで製本していました。

 

まとめ

コピーした楽譜を、つなぎ合わせるだけという簡単な、製本作業。
しかし、耐久性や安心感、便利さを追求すると、紙製テープでの製本が必要になります。

 

音大生や、プロミュージシャンなら、みんな知っている紙製テープ。
楽器ケースなどには、必ず1本、入っているミュージシャンも多いです。

いつも、家にあるセロハンテープで、製本してる〜という方。
ぜひ、プロの製本スタイルを、試してみてください。

 

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