プロがおすすめ!Over The Rainbow(オーバーザレインボー)のジャズアレンジ!歌詞の内容は?

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Over The Rainbow(オーバーザレインボー)とは?

1939年のミュージカル映画「オズの魔法使い」で
ジュディ・ガーランドが歌った歌です。

邦題は、「虹の彼方へ」

 

「オズの魔法使い」という作品は、
もともと、”ライマン・フランク・ボーム”が1900年に発表した
児童文学「オズの魔法使い」が原作となっています。

 

歌詞の内容

Somewhere over the rainbow

という頭の歌詞。
”どこか虹を超えたところ”

ここから、歌はスタートします。

どこか虹を超えたところ
ずっと上のほうに夢見る世界があるって
思ってる
星に願いたい。
煙突よりもずっと上のほう。
鳥たちは飛ぶ。虹を超えて。
私も飛んでいけたらいいのに。

こんな感じの歌詞が付いています。

 

映画の内容

この歌は、ジュディ・ガーランドが演じる
主人公「ドロシー」が、
カンザスという田舎暮らしが退屈で、

虹の彼方、もっとどこか遠くには、
「自分の理想とする世界があるのではないか?!」と、

夢を見ながら歌う歌です。

 

中学生ぐらいの頃って、
20歳を過ぎたオトナの世界はなにか、
別物のように感じました。
きっと、今のこの世界よりも、
もっと素晴らしい世界があるはず!
そんなことを夢見ていたような気がします。

 

しかし、ドロシーも、最後には
故郷の素晴らしさに、気づきます。
様々な体験をして、
最後に
「There’s No Place Like Home:
家のような場所は他にはないわ。(家がいちばん!!)」
という呪文を唱えて、家に帰ります。

 

オリジナルを聞く

ジュディ・ガーランド

ジュデイ・ガーランドが歌った劇中歌は、アカデミー歌曲賞を受賞し、
大ヒットとなりました。

14歳の少女が歌う設定だけれど、歌がうますぎます・・・。

 

ジャズで聞く

大ヒットすると、すぐに、ジャズミュージシャンがカバーします。笑
本当に多くのアーティストが歌っているこの曲。
まずは、ジャズシンガーといったらこの人。

エラ・フェッツジェラルド

ジャズシンガーが歌うと、
ちょっと言葉が後ろに引きずるような感じになるのが、特徴的です。

オーケストラアレンジなので、
あんまり、原曲の雰囲気とは、変わらない感じですね。

 

キース・ジャレット

しっとりした曲をピアノで聞くなら、
キース・ジャレットがオススメ。

ピアノは、こういう、ゆっくりした曲にはあまり向きません。
ピアノは打楽器なので、
途中で、音が消えちゃうんですよね。

やっぱり、歌とか、管楽器、弦楽器は、音が伸びるので、
盛り上げやすい。

でも、キース・ジャレットの演奏は、
ピアノの音が消えてしまう”はかなさ”を、 うまく利用して、
とっても美しく演奏されています。

 

チェット・ベイカー

トランペットでも聞きたい!やっぱり、こういう音が伸びる曲は、
管楽器が映えますねぇ〜

スモーキーサウンドとは、こういうことを言うのかといった感じ。
オトナな、Over The Rainbowです。

 

まとめ

覚えやすいメロディーで、愛される「Over The Rainbow」
やっぱり一度は、「ここじゃないどこか」を夢見た経験があると、
この曲が心に沁みるのでしょうか。

いまも、たくさんのアーティストが演奏している
「Over The Rainbow」

みなさんの心に寄り添うアレンジがあれば嬉しいです。

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