クリスマスソング「そりすべり」の作曲者:アンダーソンとは?

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「そりすべり」ってどんな曲?

クリスマスソングとしては、かなり定番である「そりすべり」、
原題「Sleigh Ride」は、もともと、歌詞の付いていない、
オーケストラの曲でした。

ステキ!!!

なぜか、私はこの曲を聴くと、デパートのクリスマスセールが、頭の中に情景として浮かぶのですが、皆さんは、どんなイメージがありますか?

 

作曲家:ルロイ・アンダーソン

「そりすべり」の作曲者は、ルロイ・アンダーソン(1908~1975)という、アメリカの作曲家です。

言語学の天才

ルロイ・アンダーソンは、なんと『ハーバード大学』に入学しています。

ヤバ・・・。天才・・・・。

 

そして、ニューイングランド音楽院にも通います。
こちらの音楽院も、世界的に有名なとっても、難関の大学です。

ヤバババ・・・。天才すぎ・・・・。

 

音楽家として生活することを決意するまでは、言語学を研究していたようで、
言語学者としてノルウェー語、アイスランド語、スウェーデン語、デンマーク語、オランダ語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語の研究を続けていたそうです。

まぁね、言語は音楽に似てるからね・・・。

 

最初のヒット曲は、シンコペーティッドクロック

この曲も、有名ですね。
ウッドブロックという、その名の通り、
中が空洞の木でできた、打楽器が、時計の音を表現します。
そして、トライアングルが、目覚まし時計の役を表現する、
とっても、楽しい曲です。

 

アメリカ軽音楽の巨匠

その後も、たくさんの作品を残しますが、その話は、また別の記事にて・・・。
ここでは、タイトルだけ紹介します。

「トランペット吹きの休日」

「タイプライター」

「ブルータンゴ」

「トランペット吹きの子守唄」・・・・・などなどです。

 

「そりすべり」の聴きどころ

ソリは、馬ソリ!

前回も、ジングルベルの記事を書いた時にも、同じような話をしましたが、
「そりすべり」というのは、赤いプラスティックのソリで、
丘を滑る遊びではありません!!

馬に、ソリを引っ張ってもらう遊びです。

まずは、こちらを間違えないように!!!

「ジングルベル」の記事は、こちら
[blogcard url=”http://marisa.fun/jingle-bells_lylics/”]

演奏する上で大変なのは、打楽器奏者

演奏動画は、Youtubeをご覧ください。

 

スズ担当

この楽曲は、一番初めから、
すずの音が、シャンシャンシャンシャンと始まります。
この鳴らしている、スズ、すんごい重いんです!!!

演奏者は、だいたい両手で持っています。
スズだけで、一人の奏者がいます。

筋肉痛になりそう・・・・。

 

馬のひづめの音担当

続いて、ウッドブロック奏者。
ウッドブロックは、馬の駆け足する足音(蹄の音)を表現しています。

何個、繋がってるの?そのウッドブロック・・・・?!
見たことがないぐらい、ウッドブロックが、並んでいます。

 

ムチ担当

続いては、馬をムチで打つ音を担当している、
拍子木担当の奏者です。

確実なタイミングで、ムチの音を入れないといけない。
とっても大事な役目です。

緊張する〜〜〜!

 

馬の鳴き声担当

最後は、打楽器奏者ではないのですが、
馬の鳴き声を担当する、トランペット奏者です。

曲の終わりに、出てくるこの音。
トランペットの特殊奏法によって、
馬のいななきのような音をだすことができます。

見せ場ですね!!!

緊張する〜〜〜〜!!

 

歌詞は、あとから付けられた

こうして、オーケストラの楽曲として人気となった「そりすべり」。
のちに、ミッシェル・パリッシュによって、歌詞がつけられました。

1958年アメリカの歌手ジョニー・マティスのレコーディングが初めてのボーカル入りだそうです。

歌詞の中身は、純粋に、「ソリが楽しい!」という歌です。

詳しい歌詞の中身はこちらのサイトをご覧ください。

ボーカル入りで聴きたい方は、こちらの記事もどうぞ
[blogcard url=”http://marisa.fun/christmas_song_vocal/”]

 

まとめ

いかがでしたか?
何気なく毎年、聞いている、「そりすべり」

作曲者のこと、そして、楽曲の聴きどころがわかると、
より楽しくなりますよね。

 

ぜひ、街中で聞いた際は、ムチの音や、スズの音色に思いを馳せてみてください。

 

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