ピアノで手が小さくて悩む?ジャズで弾ける曲はないの?

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手が小さいと、ピアニストになれない?

私の手は、比較的小さい方です。

実は、自分では、あまり小さいと思っていないのですが、
幼少期のピアノの先生から、

「あなたの手の大きさでは、ピアニストは、無理ね。」

と、言われたことが、ず〜〜っと頭に残っていて、
どうしても、自分の手が小さいような気がしているんですね。

*まぁ、多分他にも理由がありそうですが・・・。笑

 

さて、少し、大人になった時に、ジャズなら、手が小さくても弾けるよ!と、
どこかから情報が入ってきました。

 

ジャズは、手の大きさ関係なく、演奏できる?!

さて、ジャズは、手が小さくでも演奏できるのでしょうか?
勉強を始めて、いろいろなジャズの市販の楽譜や、自分のアドリブを研究するようになって気がつきました。

アドリブでは、自分が演奏できるフレーズを弾く

ジャズの醍醐味!アドリブ。
練習して、いろいろ弾いてみて、研究して、
自分のアドリブを演奏するようになると、
自分の手が演奏できる、
最大限かっこいいことを演奏するようになります。

 

アドリブ=ピアニストのおしゃべりみたいなものです。

 

自分がわざわざ使えない、単語や、ことわざを会話にまぜる必要ないので、
オクターブが苦手なら、頻繁に演奏しなきゃいいし、
細かいフレーズが苦手なら、避ければいい。

*もちろんある程度、どちらも必要。

 

そうやって、自分の手が勝手に動くフレーズがだんだん個性になっていきます。
あんまり、同じようなフレーズばかりを弾いていると”手グセ”に、
頼った演奏になるとも言われたりしますから、注意が必要です。

 

やっぱり、必要だった。10度。

手が小さいと悩まされるのは、10度の和音。
「ど〜み(遠い方)」までを、演奏しなくてはならない10度。これが、私は、届きません。

ラフマニノフの作品は、この10度が届かなくて、諦めた曲もあります。笑

ジャズを演奏するようになったら、もう、10度に悩まされることもないだろう・・・。
と、思ったところ、でた〜〜〜〜〜〜!!

 

こちらは、Teddy Wilson(テディ・ウィルソン)というアメリカ出身のジャズピアニストが
演奏した”Take The A Train”を、再現した楽譜。

 

44小節目の左手!がっつり、10度!

 

弾けぬ・・・・。

 

結局、自分がやりたい音楽をやるしかない

クラシック音楽でも、ジャズでも、結局のところ壁になった、10度。
でも、この10度が弾けないからと言って、悲観する必要はありません・・・。

あまり手が大きくないことも、個性です。

 

手が小さいから、弾ける曲もあるし、
鳴る音もあります。

*手が大きい方は、黒鍵と黒鍵の間に指が入りませんでした・・・。

 

そんな手を持っていることも個性。

自分が弾きたい!と思った曲を、やりたいように弾くしかないわけですね。
ジャンルは、関係ないのです。結局は、自分がやりたい音楽をやるだけ。

 

次回は、弾けない10度に出会ったらどうするのか、考えてみたいと思います。

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